そもそも素材って?
皆さんが着ている洋服や使っている雑貨が何で出来ているかを『素材』と呼びます。
そして、世の中には沢山の素材があります。
各々の素材にどんな特徴があるのか分かれば、見た目や着心地だけでなく、長く着る為の取扱い方法や洗濯方法も分かってきます。
世の中にあるもの全部覚えるのは大変なので、先ずはよく使われる皆も聞いたことがあるようなものに、どんな特徴があるのか覚えて、セールストークとしてお客様に伝えていきましょう♪
そうすれば、あなたに接客されたお客様は、他のスタッフに接客されるよりお得な情報を得られます。
そうなるとお客様があなたを見る目は違ったものになっていきます♪
素材の名前の付け方
素材の名前は『原料名』+『織り方名』
になっています。
(例)
・綿 デニム
・毛 メルトン
・ポリエステル ジャガード
同じ原料でも織り方によって見た目等が変わります。
逆に、同じ織り方でも原料によって見た目や機能が変わります。
生地になるまでの過程
素材の原料の話をしましたが、そのまま使う訳ではありません。
原料→繊維→糸→生地となっていきます。
原料の種類
素材の原料は大きく分けて
(1)天然繊維…自然のものが原料のもの(主に漢字が使われます)
- 綿(めん)、麻(あさ)、毛(け)、絹(きぬ)
(2)化学繊維…科学的に作ったもの(主にカタカナが使われます)
- レーヨン、テンセル、アクリル、ポリエステル、ポリウレタン
(3)皮革
- 牛革、羊革、豚革、山羊革(やぎがわ)
(4)アクセサリー等に使う金属
- 金、銀、真鍮(しんちゅう)、プラチナ
等があります。